
また、金網は一部破れると連続破網が起きますが、高耐久STK ネットは亀甲型構造により一部破れても連続破網せず、再び破れた箇所に同じ素材の高耐久STK ネットを当て網として取付けることで簡単に補修が可能です強度は、金網と同等かつ復元性は金網を上回った実験の結果も出ています。
近年、叫ばれているリサイクルについてもリサイクル材として再利用も可能です。国土交通省新技術NETIS へも登録されています。
(高耐久STK ネット® :QS-030075-A)
【ポリエステルモノフィラメントとは】
ポリエステルモノフィラメントは、ポリエステル系合成繊維に属し、その特徴として機械特性、寸法安定性、酸等に対する耐薬品性に優れ、フィルムや成型用の樹脂とし重用されています。

高耐久STK ネットは東レが開発したポリエステルモノフィラメントを用いて、1970年に錆びずに長持ちするプラスチック網として開発されました。海の中の生簀網では30年以上の実績があり、海岸積雪地帯等の塩害・火山地帯の酸性の強い場所に最適です。
耐候性
紫外線にも強く、屋外暴露状態で約30年経過したフェンスの強度が、ほとんど劣化していない実績があります。
軽量
高耐久STK ネットの重量は金網の約1/5(590g/m2)で作業の軽減・工期の短縮等に役立ちます。
経済性
塩害地帯や火山地帯などでは、金網の耐久年数は約5~12年ですが、高耐久STK ネットは実績と素材の特性から60年以上の耐久性があります。長期的なコスト縮減については国の施策「コスト縮減対策」に合致します。
耐破網性
一般的金網と異なり、亀甲形2回捻りで編んであることから連続破網が起こらず、また、破れても簡単に補修が可能です。
リサイクル性
高耐久STK ネットは環境化学製品です。使用後はプラスチック材として再利用ができます。使用例としてイカの産卵床・資材パレットに利用されています。
特性
透過性に優れており、従来の金網に比べ、光ることによる問題はありません。


STK ネットを使用したTKR フェンスは、ネット以外の部材に飽和ポリエステル粉体塗装を施して耐久性を維持し、JIS 規格(JIS A6518)に適合した立入防止、落下物防止用のフェンスです。また、片方向(面)からだけの施工なので、作業時の安全性が向上します。
| TKR フェンス | 金網フェンス | |
| 規格 | 亀甲形STK ネット(ポリエステルモノフィラメント使用) H=1.0~3.0m(φ3.0×50×71) H=0.8~3.2m(φ2.5×40×43) 網の重量:0.59kg /m2(φ3.0mm) |
ひし形金網(亜鉛メッキ鉄線使用) H=0.6~3.5(φ2.6~4.0×20~75×20~75) 素線亜鉛付着量:130~140g/m2以上 網の重量:2.60kg/m2(φ3.2mm) |
| 強度 | 素線強度:313N/mm2(φ3.0mm) 網の張力:17.2KN/mm(φ3.0×50×71) |
素線強度:290~540N/mm2 網の張力:17.0KN/m(φ3.2×50×50) |
| 耐用年数 | 60年以上(地域特性に関係なく) | 35年以上(亜鉛付着量400/m2以上、都市工業~海 岸地帯) |
| 長所 | ・塩害や酸性に強く錆びない。 ・対候性が強く紫外線による劣化がほとんどない。 ・同径金網の1/4.4の重量で軽く作業性が良い。 ・耐用年数が長く経済的である。 ・亀甲形で連続破網がない。 ・環境科学製品で再生利用ができる。 ・景観への透過性が高い。 |
・規格、仕様が多く設置条件への適用度が高い。 ・燃えない。(但し500度以上では破損) ・傾斜地での斜張りが容易である。 |
| 短所 | ・可燃性である。 ・傾斜地での斜張りではロスがでる。 |
・ポリエチレン被覆等しない限り耐用年数が短い。 ・耐酸性、耐候性に限りがあり、錆びる。 ・連続破網しやすい。 ・重量があり作業性が劣る。 |
| ※比較は落下防止フェンス、H=1.0m、金網は亜鉛付着量400g/m2 。【平成20年8月】 | ||






コア企業:粕谷製網(株)
連携体企業:サンワ(株)、東洋コントロール社、(株)マツオエンジニアリング、長崎県中小企業団体中央会

